「カーナビで動画を再生したい」
一生懸命調べてみましたよ!
やっぱり、同じことを考える人っていっぱいいるんですねぇ。。。
そこで今回は、PC内にある動画(mp4形式など)をカーナビで見られる方法を忘備録として書き記しておきます。
■ 環境
ボクのクルマに付いているカーナビは、PanasonicのStrada(ストラーダ)という機種です。
取扱説明書によると・・・。
製品仕様
『CN-R300WD』
・本機で再生できるビデオファイル
⇒SD VIDEO規格
(ISDB-T Mobile Video Profile)準拠
⇒SD VIDEO規格
(H.264 Mobile Video Profile)準拠
⇒AVCHD規格準拠
※AVCHD 3D/Progressiveには対応していません
⇒圧縮形式
MPEG-4 AVC/H.264
⇒ファイル数
99まで
⇒容量
1ファイルにつき4GBまで
⇒再生時間
1ファイルにつき26.5時間
ふむふむ。
AVCHD規格準拠。
この形式に対応していれば、ここに書いたやり方で、動画をカーナビで再生することができます。
つまりは、同じ規格準拠であれば、ストラーダじゃない他のカーナビでも再生することができるはず・・・。
たぶん。
σ(^_^;)
■ 変換作業
① SDカードを用意する
SDカードは、何でも大丈夫です。
大昔の16MBのSDカードでも、MicroSDカードにアダプターをかませたやつでも、カーナビで動画再生できましたよ。
用意したSDカードをPCにセットします。
そしてSDカードの中にフォルダーを1つ作ります。
フォルダー名はストラーダの場合、「PRIVATE」としてください。
② 変換するフリーソフトを用意する
2つのフリーソフトを使用します。
「XMedia Recode」
「multiAVCHD」
それぞれインストールが必要になるフリーのフトウェアです。
何も考えず、デフォルトのままインストールしちゃいましょう
\(^o^)/
③ 動画変換準備を行う
カーナビで再生したい動画ファイルを用意してください。
動画ファイルのフォーマットは、mp4でも、flvでも、aviでも構いません。
ここではカーナビで再生可能なmp4形式に変換します。
動画フォーマットがすでにmp4形式の場合でも、ここでの変換作業を行うことを推奨します。
同じmp4ファイルでも映像の縦横比など、カーナビで再生できない設定になっている場合があるので。
あと、動画ファイルのファイル名に日本語を含めないようにしてください。
ファイル名で使用できる文字は1バイトの英数字記号と半角スペースのみです。
次に変換前、変換後の動画ファイルを置くフォルダーを用意します。
なお、動画変換の概要を図化すると、こんな感じです。
Cドライブ直下に「henkan_before」「henkan_after」と適当にフォルダーを作ります。
フォルダー名にひらがな、漢字、カナはNGです。
半角のアルファベット、数字と記号のみで作ってください。
フォルダーの場所は別にCドライブ直下じゃないといけないというわけじゃありません。
要はパスに2バイト文字が含まれていなければいいのです。
フォルダーを作ったら、変換したい動画ファイルを「henkan_before」の中に放り込んでおきます。
これで準備完了です!
(≧∇≦)
④ 動画変換その1
ここでは、用意した動画ファイルを一旦、カーナビで再生できる動画仕様に変換をかけます。
「XMedia Recode」を起動してください。
「hennkan_before」の中にあるファイルを選択します。
映像タブを選択し、コーディックとフレームレートを赤丸のように設定します。
クロップ/プレビュータグを選択し、幅、高さ、アスペクト比を赤丸のように設定します。
保存先を「henkan_after」に設定。
※上の画面ショットは違うフォルダを指定していますね。ごめんちゃい・・・。
「リストに追加」ボタンを押下します。
このボタン、今までの設定を確定させるものです。
だから、このタイミングで押すことが大事!
そうすると、「エンコード」ボタンが押せるようになります。
「エンコード」ボタンを押して、処理実行です!!
以上で変換完了です。
「henkan_after」に変換したmp4ファイルができていることを確認してくださいな。
⑤ 動画変換その2
④で作成したmp4ファイルをカーナビで再生できる動画フォーマット(AVCHD形式)に変換します。
んで、SDカードに書き込みを行います。
「multiAVCHD」を起動してください。
「add video files」ボタンで「henkan_after」にあるmp4ファイルを選択してください
その後に「properties」ボタンを押します。
※ボクの場合、ここでエラーやら警告が出ますが、無視して先に進みます。
「alter detected properties」を押します。
※ボクの場合、ここでもエラーやら警告やら出ますが、無視ですww
「video mode」の項目を赤丸のように設定します。
「ok」ボタンで前の画面に戻ります。
properties画面も「ok」ボタンを押します。
分かりづらい位置にありますね(汗)
最初の画面に戻ってきたら、「start」ボタンを押して処理開始です!
※やっぱりここでもエラーやら警告やら出ますが、無視です!!
と思いきや、処理実行前の保存形式確認画面が出ますww
赤丸のボタンを押して、今度こそ処理開始です!
以上で全ての作業が終わりました。
SDカードをカーナビに差し込んで、再生してみてください。

■ まとめ
AVCHD形式は、ビデオカメラなどで採用されている独特なフォーマットです。
カーナビのSDカードからの動画視聴は、ビデオカメラで撮影したものを再生することが前提となっています。
だから、ビデオカメラで撮った映像ですよってカーナビを騙せればいいわけです
σ(^_^;)
方法はひとつじゃありません。
皆さんもあの手この手で頑張ってみてください。
カーナビで動画を見るの、楽しいですよー。
私はコレで渋滞が苦じゃなくなりました
\(^o^)/
くれぐれも運転にはお気を付けくださいますよう。。。
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